特集 2018/2/13(火)
原始時代に回帰すれば、アレルギーや皮膚トラブルも軽減!?

ウワサの「プライマル・ダイエット」って?

最新のイットダイエットを知るには、オーストラリアのボンダイビーチのカフェを訪ねるのが手っ取り早い。そこでお茶してる人たちの会話に耳を傾ければ、流行りのダイエットネタが収集できるから。とはいえ、そのためにシドニーに行くのも非現実的なので、今話題のダイエットについて調べてみた。

photo : Getty Images

ちなみに、パレオ・ダイエットではキヌアはNG食材。一方のプライマル・ダイエットでは、OKとされている。「厳密にいうとキヌアは穀類ではなく、緑の葉野菜と同種で、9種類すべての必須アミノ酸を含む完全タンパク質です」とシャノンさん。プライマル・ダイエットでは、ほかにもなす科の果物や野菜(じゃがいも、なす、トマトなど)や、特定の乳製品(生乳)も摂取可能となっている。気になる減量効果としては、多くの実践者が「効果的」と証言していて、好きなファッションが楽しめるようになったという声が続出。さらに、このダイエットのメリットは外見上のメリットにとどまらず、体の中から変えてくれることがわかってきた。
アメリカ在住のクリスティン・キャンティさんも、そのことを実感したひとり。プライマル・ダイエット由来の食事法によって、深刻なアレルギーを持つ息子のチャーリーくんの体質が、みるみる変わったという。
「チャーリーが2歳になる頃までには、あらゆる動物、蜂のほか、草に対してもアレルギーが出てしまって、一切外出ができませんでした」と振り返るクリスティンさん。そんな彼女は、薬で効果のなかったアレルギー症状が、生乳(低温殺菌されていないもの)を飲むことによって軽減されたという研究結果を発見。牛乳には賛否両論があることも知っていたうえで、わらにもすがる思いで試してみたそう。
「まず、私自身が生乳をたくさん飲んでみました。すると、とても体調がよくなったので、息子にも少しずつ飲ませることにしました」。その結果は前述の通りで、チャーリーくんのアレルギーは見事消滅!

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original text : Sara McLean translation : Rubicon Solutions, Inc cooperation : Yuko Ehara 

  • >>AU版『ELLE』のオリジナル記事はこちら
    ※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。
    ※この記事は、AU版「ELLE」2017年10月号の記事を再編したものです。

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