特集 2014/8/19(火)
エディターの「私のイチオシ・グルメなジャンク」リレー part 1

かき氷なのに、甘じょっぱい。「みたらし牛乳」にハマった!

意外性があってインパクトのある味や、ガツンとハイカロリーな味。でも、たんなるジャンクフードじゃない。そんな「グルメなジャンク味」には抗えない魅力があるもの……。そこで、最新号の『エル・ア・ターブル No.75』は一冊まるごと「グルメなジャンク」を大特集! オンラインでは、さまざまな魅惑的なジャンク味に出会った編集部員が、お気に入りの「グルメなジャンク」をリレー形式でお届け。第1回は、エディターMが変わり種のかき氷をご紹介。

暑いのは苦手だけど、まだまだ残りの夏を思い切り楽しみたい。だから、うだるように暑い日は、夏気分を盛り上げてくれるかき氷が必須! といっても、あらためてかき氷を食べるようになったのは、ここ数年のかき氷ブームで、その新しいおいしさに開眼してから。かつての着色料いっぱいで、単調な甘さのジャンクなイメージのかき氷から一変、近ごろは自家製のシロップを使い、フレーバーも創意工夫にあふれるグルメ・ジャンクなかき氷が花盛り。
 
今回ご紹介するのは、東京・三宿の和食店「和キッチン かんな」で食べられる「みたらし牛乳」。かき氷なのにしょうゆを使ったみたらし味とは、なんとも斬新。わくわくしながら待つと、テーブルに登場したかき氷は小皿付き。しょうゆ蜜に、あられ、そして海苔までが添えられている……。これだけ見ると、まるで過剰に山盛りのお茶漬けのよう。

食べるときは、みたらしソースをかけ、好みであられと海苔をのせて。ふわふわの氷を崩さないようにそっとスプーンですくって口に運ぶと、あらかじめ氷にかけてある牛乳としょうゆ蜜が混ざって、ミルキーなみたらし味に。しょうゆの気配もちゃんと感じる……。最初は初めての味に戸惑うけれど、食べ進めるごとに、やさしい甘じょっぱさとミルキーさ、あられの食感、海苔の風味の相性のよさを感じ、「これ、ありなんじゃない?」と思えてくるのが不思議。甘過ぎないのと、氷もふわっと軽くてすっーと溶けていくので、驚くほどたくさんに見えた氷も軽々と完食。

それにしても、このふわふわの氷は感動もの。なんでも、日光にある天然氷の蔵元「松月氷室」の氷なのだとか。天然水を約2週間かけて自然の冷気で凍らせ、氷室で保存、手作業で切り出すので生産量に限りがあり、全国でも5軒でしか食べられない貴重な品。そんなプレミアムな氷に、しょうゆを使った驚きのフレーバーながら、いかにも和食屋さんらしい上品な味わいのかき氷。季節限定アイテムなので、興味のある方はお急ぎを!
 
和キッチン かんな
東京都世田谷区下馬2-43-11 2F
tel.03-6453-2737
営業時間 ランチ11時~15時、ディナー17時~23時、かき氷11時~23時
http://kanna.launchrock.com/

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