キャサリン妃がエリザベス女王にふるまった手料理って?
まだ付き合いの浅い義理の家族へのプレゼント選びは意外にハードルが高いもの。もし、夫のおばあさまに何を贈るか悩んだら、キャサリン妃がエリザベス女王に初めての贈り物をしたときのエピソードがヒントになるかも。エリザベス女王の生誕90周年をたたえるドキュメンタリーの単独インタビューで、キャサリン妃が明かした秘話をご紹介!
「クリスマスに初めてサンドリンガム・ハウス(英王室の別邸)に行ったときのことは忘れられないわ。その日私は、女王様にどんなクリスマスプレゼントをお持ちすればいいか、ずっと思い悩んでいたの。もし、自分の祖母にだったら何を贈るかしら? と考えたとき、何か作って差し上げようって思ったんです。手作りってもしかしたら大失敗のチョイスかもしれないけれど、私の祖母のレシピで“チャツネ”を作ることにしました」
ミドルトン家に代々伝わるチャツネは、マーローという西洋かぼちゃの一種を使ったレシピで、チーズやパンとよく合うフルーティなもの。結論からいうと、相手のことを心から考えて選んだ贈り物がいつどんなときでもベストチョイスであるということが、キャサリン妃のケースから伺える。
original text : Caroline Hallemann translation : Rubicon Solutions, Inc cooperation : Yuko Ehara photo : Getty Images