情緒あふれる京都の夏旅をおいしく楽しもう！
「源氏物語」や「枕草子」など、千年も昔の書物にその魅力が描かれていながら、今も老若男女を惹きつけてやまない奇跡の街、京都。フーディ女子にとっては、夏の京都はイベントも美食も盛りだくさんとあって、ハズせないデスティネーションだ。星野リゾートが展開するラグジュアリーな宿「星のや 京都」で味わえる、おいしくロマンティックな幸せの数々を紹介しよう。「通いたくなる街」、「住みたくなる街」の魅力がギュッと凝縮された珠玉の夏旅をチェックして。
「星のや 京都」の敷地内には、部屋が点在するように配置され、その間を美しい石畳や砂利道、庭が埋めている。園内を歩いているだけで、しっとりとした風情が楽しめる。嵯峨野の自然が放つマイナスイオンの力もいっぱい吸い込んで！
恋しくてたまらない、もはや“京都という病”?!
日本全国にいろいろ魅力的な街は数あれど、京都ほどパワーを持つ都って、そうはない。日本全国はもちろん、世界中の老若男女がその魅力を素直に認め、季節を問わず訪れる京都。なかでも、大人女子になってから京都にハマると、恋煩いかと思うような恋い焦がれ方をする人も多い。季節ごとに訪れて、大好きな食事処、雰囲気のいいバー、力をくれるパワースポット、お土産を買う粋な雑貨店まで制覇して、気がつけばあっという間に京都通に。そして、今回ご紹介する宿は、そんな通から京都初心者まで大満足できると評判の「星のや 京都」。これからの季節、スーツケースに浴衣も詰め込んで訪れるのも素敵そう！
7月から始まる「夕食付きプライベート鵜飼船」では、船内で食事を楽しみながら三味線の演奏を聴くなど、風情あふれる夏の夜が堪能できる。／期間7月1日～9月15日（8月16日は除く）、1名￥58,300（税・サ別） 店員2～8名
女子旅の最大の楽しみであり、悩みでもあること、それが「食事と空腹のバランス問題」。おいしくて魅力的なものが目の前にたっぷりと用意されているのに、それを享受できるだけの胃のキャパシティがないなんて、こんなに残念なことはない! 解決方法はひとつ、旅先では昼間はアクティブに過ごすこと。「星のや 京都」では、「古都のサイクリング」「舞妓着付け体験（重い着物で優雅に過ごせばお腹もペコペコに！）」「トロッコ列車と保津川下りで観光」など、さまざまなアクティビティが準備されている。宵の美食タイムのために、さぁたっぷりとアクティブに楽しもう！
時に「これが会席料理？」と思うような華やかで斬新なビジュアルの皿も登場する。久保田さんの料理は、味わいや輪郭がはっきりとしており、素直に京都を楽しみたい初心者や女性にも、やさしい。／料理 コース￥20,000（税・サ別） 要予約
鵜飼船以外にも、魅力的な食事処がある。それが「星のや京都ダイニング」だ。祇園の割烹に生まれ、その後フランスやロンドンで“世界の料理現場”を目の当たりにした久保田一郎料理長が腕を振るう。きっちりと京料理の基本をなぞりながらも、ビジュアルや食材使いの随所に、フレンチやフュージョンの自由さが感じられる料理は、京都で食事をしているということを思い出させてくれたり忘れさせようとしたり、静かなようでスリリングな皿ばかり。昼間、アクティブに過ごしたこともあって、何もかもが体に染み入るような美味！ ワインや日本酒は、「星のや 京都」が胸を張る充実のラインナップなので、ぜひ合わせて試してみて。
「星のや 京都」があるのは、小倉山と嵐山の峡谷。大堰川を望む風景は、千年以上変わらない。そんな眺めと、蛍の光をイメージしたオレンジベースのカクテル「HOTARU」の両方が楽しめる「BAR HOTARU」。／期間：6月20日～30日 料金：席チャージ￥1,000（ドリンク代別） 雨天営業中止。前日までに要予約。
「食事の後にもう一杯、どこかでカクテルが飲みたい❤」というアルコールフーディに朗報！ 「星のや 京都」の中には空中茶室や「Salon&Bar蔵」があり、ここでは、日中はコーヒーやハーブティ、そして夜は大人のバーとして使うことができる。とくに期間限定でさまざまな催しが行われる空中茶室は、たった6人しか入れない究極の隠れ家感がたまらない秘密のバーだ。6月末には蛍を見ながらカクテルを飲める「BAR HOTARU」を開催。この時期に訪れるなら、ぜひ体験してみて。