飲み過ぎておなかの具合が悪くなるワケとは?
お酒をたくさん飲んだ翌朝、目覚めた途端におなかに異変を感じ、トイレにダッシュして間一髪セーフ……! っていう経験ない? 心配しないで、それ、あなただけじゃないから。じゃあ、どうして飲んだ次の日におなかが下ると思う?
アルコール度数の強いモルトリカーはもっとも悪酔いしやすく、おなかもゆるくなりやすいそうだけど、おなかが下りがちになるのは冷えたビール全般でいえるらしい。なぜかというと、通常体内では、ビールなどにも含まれる炭水化物を分解する酵素を生成するけれど、ビールの炭水化物に含まれる複合糖質は腸内での移動がとても早く、分解されることなく消化器官に届いてしまうらしい。それが、下痢やおならを引き起こす要因なるんだって。もし、ビールを飲むたびにおなかが痛くなるようなら、残念ながらそれはあなたの体質なので、ワインや透明な蒸留酒に切り替えるのが賢明とのこと。
もうひとつ取るべき対策としては、空腹でお酒を飲むのは避けること。アルコールは強い酸性だけど、胃の中にあらかじめ食べ物を入れておけば、アルコールが腸を刺激するのを軽減できる。つまり、食事をしっかりとってからお酒を飲めば、あなたのおなかはゴキゲンでいてくれるということを、ぜひ覚えておいて!
original text : Madison Flager translation : Rubicon Solutions, Inc cooperation : Yuko Ehara photo : Getty Images
-
>>『delish』のオリジナル記事はこちら
※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。