北欧ハンサムのアレクサンダー・スカルスガルドが、パパとの思い出レシピを伝授!
30年ぶりに実写で復活した密林の王者ターザン役で、人々を魅了! その古典的ヒーローを演じたのは、身長194cmでブロンド北欧ハンサム、アレクサンダー・スカルスガルド。
“ダイエット終了後は、父の手作り料理を食べまくったよ”
実写版ターザンの役柄に必要な、素晴らしい体躯、知的で優雅、官能的という条件をクリアして抜擢されたアレクサンダー・スカルスガルド。実は、父親である個性派俳優のステラン・スカルスガルド(『マイティ・ソー』シリーズなど)と一緒に子供の頃からターザンの大ファンだったそうだ。憧れの役を手にした後、カラダ作りのために大変な思いをしたみたいだけど……。
「まさに地獄の6ヵ月(笑)! とくにダイエットが辛かった。僕が食べられるのは3時間おきに届く小さなミールボックスだけ。おいしいけど、一口で食べられるくらいの量だった。つまり6ヵ月の間、一度も満腹感を味わなかった。移動時に車窓から見えるレストランで、みんなが楽しそうに食事をしている姿を見ては泣きそうになった(笑)。それでもどうにか頑張れたのは、父親を喜ばせたかったからなんだ」
父親のステランは、グルメなうえに料理好き。休日は一日中家にいて、手作り料理をふるまうのだという。
「ワイワイした雰囲気が大好きだったから、僕の得意料理もみんなで囲むとおいさしが増すもの。寒い国の出身だからか、みんなで温まれるコック・オー・ヴァンをよく作る。あとはトナカイやヘラジカのシチューも。父親の腕前にはほど遠いけどね」
厳しいダイエットが終わったあと、真っ先に食べた料理はを訊ねると……。
「ちょうど同じ時期にロンドンで撮影をしていた父のアパートに直行し、3日間、手作り料理を食べまくったよ。パスタやフライドモッツァレッラ……人生で最高の週末だった」
original text : Maki Watanabe