STEP:1
残す?それとも手放す? 専門家たちのアドバイスは?
Q. 体型に合わなくなったら?
何もすべて捨てる必要はない、と語るのは、デザイナーのローラ・カッターノ。「もし体重が変わっていても、あなたのライフスタイルに合う洋服なら、そのまま自分の体型に合っているかのように扱うべき」とのこと。でも、小さすぎる服を着た自分の姿を見てため息をつきたくなったら、前に進むべき、とアドバイスするのはプロフェッショナル・オーガナイザーのキム・ダイアモンド。「そういうアイテムをまわりに置いていても、モチベーションアップにはつながらない」のだそう。もし捨てるかどうか悩んでしまったら、「今ここで買い物をしているとしたら、この服を買うかしら?」と自分に聞いてみるのもおすすめなのだとか。
Q. センチメンタルな理由で捨てられないときは?
ローラは「感情的価値は何回も変わりがち」と語る。「ポジティブな感情を与えてくれるアイテムだけを残しなさい。手放してもいいのよ。許可なんていらないんだから」と、力強いお言葉。記憶を残すために、アイテムにしがみつく必要なんてない、ということを覚えておいた方が良さそう。ローラのおすすめは、ものを残す代わりに写真を撮っておくこと。キムいわく、おばあちゃんのウェディングドレスのような特別な品は、生地の切れ端をフレームに入れて飾っておくのがおすすめなのだそう。
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