痛い靴はあなたをビッチにさせるから、すぐに捨てて!
I :あとは履きづらい靴は処分すべき。痛い靴はあなたをビッチにさせるから! 歩きたくなくなってタクシーにすぐ乗るし、不機嫌になって性格も悪くなるの(笑)。
E :それすごくわかる。NYで買ったロングブーツ、痛くて一度しか履いてない……。どんなものをクローゼットに残していいですか?
I :好きなものは残していい。でも残すための覚悟をもって。レザーなら定期的にクリームを塗る、カシミアは着るたびにブラッシングするなど、ちゃんとお手入れをしましょう。何を残すべきか迷ったときは、スーツケースにお気に入りの服だけを入れてみて 。そうしたら本当に好きなものがわかるから。そしてその服だけで2週間くらいコーディネートを考えてみるの。数が少ないほうが、人間は工夫するのよ。
E :なるほど。日本の実家にある大量の服から今住んでいるNYに厳選して服を持って帰らなきゃいけないんですが、今ならできそう!
photo: CEDRIC DIRADOURIAN, GETTY IMAGES
-
地曳いく子さん (左)
1959年、東京・築地生まれ。スタイリストとしてのキャリアは30年を超える。著書『服を買うなら、捨てなさい』『着かた、生きかた』が累計47万部を突破。歯に衣着せぬ辛口トークが人気で、講演会にもひっぱりだこ。
ベイカー恵利沙さん(右)
1989年、東京生まれ、米国・オレゴン州と千葉県育ち。モデル、スタイリスト、エル・ガール キュレーターとして活躍。2017年、NYに拠点を移す。NYのコンパクトなクローゼットにあふれ出した洋服の整理に悩み中。
-
『エル・ジャポン』7月号をチェック!
今年下半期の運勢がわかる水晶玉子さんの「花と昆虫占い」や青石&赤石シスターズによるホロスコープ、SHIHOさんのワークアウト術などハッピーに取り組めるボディメイク特集「ポジティブ・ボディ」、Kōki,さんが着こなすプレフォールルックなど話題満載。さらに高橋一生さん×ヤマザキマリさんのルーブル・アート対談もお見逃しなく。