クローゼットから“ぼんやり服”を減らしなさい!
ベイカー恵利沙さん(以下E) :昔気に入っていた服を、いつか着るかもって思うとなかなか捨てられないのが悩みです。
地曳いく子さん(以下I) :生きてる限り服は増えるのね。一年に10枚買ったら、10年後は100枚増える。だから今のうちにクローゼットをデトックスする癖をつけておくべき。服は男と同じ! 突然好きになったり、しっくりこなくなったり、それは人間だからしょうがないこと。失敗してもいい。それはおしゃれの授業料だと思って。でも今のクローゼットから“ぼんやり服”を減らせば、おしゃれ度は確実に上がるわ 。
E :“ぼんやり服”って?
I :ぼやっとした印象になる服のこと。いつもどんなにおしゃれにしてても1回ぼやっとした服を着ると、一気におしゃれの点数が下がっちゃう。
E :そうですね、確かに「今日は完璧!」って日は月に数回しかないかも。でも、服を減らしたら、コーディネートがワンパターン化しないですか? 毎日違う服を着たいと思ってしまいます。
photo: CEDRIC DIRADOURIAN, GETTY IMAGES
-
地曳いく子さん (左)
1959年、東京・築地生まれ。スタイリストとしてのキャリアは30年を超える。著書『服を買うなら、捨てなさい』『着かた、生きかた』が累計47万部を突破。歯に衣着せぬ辛口トークが人気で、講演会にもひっぱりだこ。
ベイカー恵利沙さん(右)
1989年、東京生まれ、米国・オレゴン州と千葉県育ち。モデル、スタイリスト、エル・ガール キュレーターとして活躍。2017年、NYに拠点を移す。NYのコンパクトなクローゼットにあふれ出した洋服の整理に悩み中。
-
『エル・ジャポン』7月号をチェック!
今年下半期の運勢がわかる水晶玉子さんの「花と昆虫占い」や青石&赤石シスターズによるホロスコープ、SHIHOさんのワークアウト術などハッピーに取り組めるボディメイク特集「ポジティブ・ボディ」、Kōki,さんが着こなすプレフォールルックなど話題満載。さらに高橋一生さん×ヤマザキマリさんのルーブル・アート対談もお見逃しなく。