エディターズPICK 2016/3/25(金)
日常生活に花を! 

こなれた花屋の客になる10のルール

花のある生活ほど心が癒されるものはない。ハレの日だけじゃなく、日常生活でも自然に花を取り入れたい! そんな夢を持つ人も多いはず。でも、実際「花屋で花を買うこと」は簡単なようでいて、意外とハードルが高いもの。ステキな花屋ほど、初心者は入りにくい雰囲気だったり、知識が豊富じゃないと買ってはいけないような雰囲気が流れていたりも!? その日の気分に合った花を自らピックアップし、少しお店の人と会話でもして、ワクワクした気持ちで花を連れて帰る……この春はそんな“こなれた花屋の客”を目指したい! そこで、花屋での立ち振る舞いを、ファッション業界でもファンの多い中目黒「hana-naya」のフロリスト、CharさんにASK。この10のルールを心がければもう花屋は怖くない!

「hana-naya」の店内。季節の花から定番まで、ぎっしりとディスプレイされている。各花材の価格が明記してあるので安心できるところもうれしい。

1.自分に合った行きつけの花屋をみつける

初心者には敷居が高いイメージがあり、なかなか入りづらいムードが漂う花屋。特に店構えが素敵であればあるほど、緊張感も高まる。同じ花を扱うのでも、店ごとにまったく違うので、とにかく自分に合う、自分だけの花屋を見つけるべく、いろいろな花屋を巡ってみることがおすすめ。おしゃべり好きな店員のいる店、雑多でも親しみやすい雰囲気の店、気後れしそうなほどのラグジュアリー感が漂う店……など花屋のカラーは千差万別。置いてある花も、お店のコンセプトにより全く違うもの。家から近いというのも必要な条件ではあるけれど、いくつもの花屋に足を運ぶことで、自分の好みにピッタリ合う花屋を見つけることが大事。
 
Char's comment
「私自身もかつてはお客さん側だったからよく分かるんですが、お花屋さんへはドキドキワクワクしながら訪れるもの。でも一見さんでは少し入りづらい雰囲気のお店があるのも事実。私もたくさんのお花屋さんを巡り、雰囲気に負けて買えずに出てきてしまったことがよくありました。そうしているうちに、今のお店(hana-naya)に出逢って、現在の師匠であるフロリストの白川が、とても話しやすくて、かつセレクトされたお花も私の好みにピッタリだったんです。通っているうちに、いつの間にやら弟子入りしていました(笑)。その教訓から、私もお客さんが居心地良く、入りやすいお店であって欲しいので、笑顔での接客を心がけています」

2.相手は花のプロ。なんでも質問し、花の話題を通して親密に!

花屋の店員=花のプロ。確実にあなたよりも花への知識は深いもの。自分の得意分野について質問されて嫌な気持ちになる人は少ないはずなので、気おくれする気持ちは捨て、どんどん質問を! 話のとっかかりとしてはまず“季節の花”について、聞いてみるのがおすすめ。たとえば今の時期ならミモザやチューリップなどの春の花を飾ることで、家にいても四季を感じることが出来る。ほかにも自分の好み、用途、予算など。購入後には、お世話の仕方も聞いておきたい。
 
Char's comment
「いつかは枯れてしまう花はある意味、贅沢品だと思うんです。だから心から納得して買ってもらいたい。なので、できれば会話をして、お客さんの好みを知ってからアドバイスをしたいですね。質問もどんどんしてほしい。話すのが苦手なお客様もいると思いますし、そういう方だと察した場合はあまり話しかけないようにしています」

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Photo:Masaharu Arisaka Text:Maki Kakimoto

  • hana-naya
    2013年にオープン。山手通り沿いのショップは、店頭のカーゴバイク(三輪自転車)が目印で、オーナーの白川さんの人柄とセンスにファンも多数。昨年、スタッフの仲間入りをしたChar(写真)さんは二児の母で、ファッション業界の交友関係も深く、店内にはいつもおしゃれな人で賑わっている。毎月、花とカメラのコラボレッスンを開催中。
     
    東京都目黒区中目黒3-6-6 dimora中目黒1F
    tel. 03-3792-8711
    http://www.hana-naya.jp/

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