ラディカルなヒロイン『エル』が世界中で大ブーム
カンヌ国際映画祭で注目されたポール・バーホーベン監督の『エル』が話題だ。その理由は、フランスの大女優、イザベル・ユペールが演じたヒロインにある。レイプ犯を独自に追いつめて行く、クールでどこかとぼけた主人公は、これまでになくラディカルで新鮮。LA映画批評家協会賞を始め、米国の映画賞でもフランス語作品にもかかわらず、主演女優賞を受賞。63歳のあっぱれな演技は圧巻!
『エル(原題)』
ゲーム会社の重役のミッシェル(ユペール)は自宅で暴漢に襲われる。だが、警察には通報せず、独自に犯人捜査に乗り出す。奇想天外なセクシャル・スリラーのため、米国で製作できず、フランスで作られた。2017年、夏公開予定。
Photo: AFLO, GETTYIMAGES Text: ATSUKO TATSUTA
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Photo: WATARU YONEDA Styling: KO MAEDA
Hair&Makeup: TAKAHIRO HASHIMOTO(Shima)for KUBOZUKA,KOJI ICHIKAWA(Sept)for TSUKAMOTO Text: AYAKO ISHIZU
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『エル・ジャポン』2月号をチェック!
2017年2月号では恒例のWhat's New? 新しい価値が生まれ、テクノロジーの進化は加速し、すべてのことが大きく変わりそうな2017年。時代はどこへ向かうの? さまざまなジャンルから次なるブームをエルが大胆予測します! おしゃれ達人のこだわりが詰まったワードローブから、最旬インテリアまでたっぷりご紹介。本好き27人が教える今、読むべき110冊ではあなたにぴったりの一冊を教えます! その他ELLE MENではGENERATIONS from EXILE TRIBEが登場したり、正月太りを解消する4つのルールまで、様々なコンテンツが目白押し。別冊付録、「世界のおしゃれシティガイド326」もお見逃しなく。