レディー・ガガ、腎臓移植を告白したセレーナ・ゴメスにエール
先週、腎臓移植を受けたことをインスタグラムで発表したセレーナ・ゴメス。同じく病気に関する告白をしたレディー・ガガがセレーナにメッセージを送っている。
以前から患っている免疫性疾患ループスの治療のために、今年の夏に腎臓の移植を受けたことを明らかにしたセレーナ・ゴメス。インスタグラムにはこう告白している。
「病気のループスを治療するために腎臓の移植が必要なことがわかったの。そして今、回復しつつあるところ。私に必要なのは完全に健康になることなのよ。これまでいつもそうしたいと思っていたように、この数ヶ月私が経験してきたことをもうすぐみんなと分かち合えることを楽しみにしている。それまでは家族と素晴らしい医師チームのみなさんに手術前、そして手術後にしてくれたすべてのことに感謝したい」とセレーナ。腎臓を提供したのは女優で親友のフランシア・ライサ。「最後に私の美しい友達、フランシア・ライサへの感謝はどんな言葉でも伝えきれない」。
セレーナがこの手術を告白したのは病気に対する理解を深めるため。「ループスは現在もとても誤解されているけれど、前進しているわ。ループスについて『ループス・リサーチ・アライアンス』のウェブサイトを見て欲しい」と訴えている。
フランシア・ライサ(Francia Raisa)、セレーナ・ゴメス(Selena Gomez)courtesy of Selena Gomez via Instagram
この投稿には多くの人が励ましや賞賛のメッセージを送っていたけれど、レディー・ガガもその1人。
「セレーナに祈りと愛を。あなたは戦うプリンセスよ。なんて素晴らしいインスピレーションを与えてくれるの」とツイートした。セレーナの告白の数日前に、線維筋痛症であることを明かしていたガガにとってもセレーナの告白は共感と勇気をくれるものだったよう。
Prayers & love to @selenagomez you are a warrior princess. What an inspiration.
— xoxo, Gaga (@ladygaga) 2017年9月15日
ちなみにセレーナの投稿にあった、ループスの研究組織「ループス・リサーチ・アライアンス」によると、セレーナの呼びかけによって多くの寄付や支援の声が寄せられたという。セレーナ自身の寄付、さらに彼女が自分の誕生日に寄付を呼びかけたことなどにより、これまでで合計50万ドル以上(約5500万円)の資金が集まったことを発表している。勇気を出して告白し、インスタグラムには手術痕の写真もアップしたセレーナの想いが実ったといえそう。改めてその勇気を賞賛したい。
レディー・ガガ(Lady Gaga)、セレーナ・ゴメス(Selena Gomez) courtesy of Lady Gaga via Instagram
text : Yoko Nagasaka