2015/4/23(木)
メリル・ストリープ、40歳以上の女性脚本家を支援
演じる役柄やギャラなど、男優と女優の格差がたびたび問題になるハリウッド。大御所女優メリル・ストリープが格差を埋めるために動き始めたそう!
今年のアカデミー賞授賞式で、パトリシア・アークエットがアメリカにおける男女の給料格差を指摘、メリル・ストリープがそれに拍手を送っていたのは記憶に新しいところ。そのメリルが男女格差を埋めるために脚本家の支援に乗り出したそう。「New York Women in Film and Television」と女性映画製作者の団体「IRIS」とともに、脚本家のためのラボ「Writers Lab」を設立することになったそう。40歳以上の女性脚本家に光を当て、チャンスを増やすのがその目的。
1期目は映画『6才のボクが、大人になるまで。』のプロデューサー、キャロライン・カプランや映画『キューティ・ブロンド』の脚本家キルステン・スミス、映画『チアーズ!』の脚本家ジェシカ・ベンディンガーたちがメンターとして指導にあたるそう。受講生は8人。これから公募で選ばれるとか。
年齢を重ねるといい作品やいい役がなくなる、と嘆く女優も多いハリウッド。この取り組みで演じがいのある役、そして観客たちにも見応えのある映画が増えることに期待したい!
text : Yoko Nagasaka