リリー・ローズ・デップ、セクシュアリティについて改めて説明
昨年8月、LGBTQをサポートするキャンペーン「セルフ・エヴィデント・プロジェクト」で「完全にストレートではない」ことを表明したリリー・ローズ・デップ。この意図について改めて説明したそう。
セクシュアリティについて「完全にストレートとは自分を定義しない」アメリカ人1万人のポートレートを集める「セルフ・エヴィデント・プロジェクト」。昨年8月にこの運動に参加したリリー・ローズ・デップが「みんな間違って解釈している」と雑誌『ナイロン』誌のインタビューで語ったそう。
当時、リリーの発言は「ゲイ、またはバイセクシャルであることのカミングアウト」と取られていたけれど、リリー曰く「カミングアウトしようとしたのではない。私が言おうとしたのは、自分のセクシュアリティにレッテルを貼る必要はないということ」。「みんな“私はストレート”とか“私はゲイ”とか言って自分自身を分類すべきではないと思う」と考えているそう。「それは不変ではなくてとても流動的なもの。自分たちにレッテルを貼って“私はこういう人”って宣言することは、子どもたちにとって大きなプレッシャーになるわ」と語ったそう。
16歳にしてこの成熟度! また最近のリリーは仕事についても、雑誌『ヴァニティ・フェア』に対して「私が出演しているのは情熱をもてる映画だけ」ときっぱり語っているとか。もはや畏怖の念すら覚える大人っぷり。これからどう成長していくのか、楽しみすぎる……。
text : Yoko Nagasaka