キャサリン妃、子育ての孤独を語る
ウィリアム王子やヘンリー王子とともにメンタルヘルスの啓蒙活動に取り組んでいるキャサリン妃。子育て中の苦しみについて告白した。
先週ウェストロンドンのカレッジ、グローバルアカデミーのイベントにウィリアム王子とヘンリー王子とともに出席したキャサリン妃。「育児をしていると寂しいことがあります。とても隔離されたように感じているでしょう」「でも多くの母親たちが、今あなたが経験しているのと同じことをくぐり抜けているのです」と子育て中の苦悩について告白、母親たちを励ました。
また今回のイベントでは同校の学生たちが制作しているラジオ番組に王子たちとともに出演、メンタルヘルスの治療の大切さを訴える場面も。妃は学生の1人が「あなたのような身分の高い人とどのように話したらいいのかわからない。僕はとてもシャイなんです」と言うと「私もシャイだから、心配しないで」と答えていたという。
「メンタルヘルスの治療には悩みについて話すことが大切」と訴える妃と王子たち。啓蒙活動の中では2人の王子たちも母であるダイアナ元妃を失った後の苦しみを告白している。自らの経験を交えながら活動に取り組む3人には、イギリスだけでなく世界中から支持が集まっている。これまでの王室のチャリティよりもぐっとオープンな3人の活動にこれからも注目したい。
text : Yoko Nagasaka