映画『美女と野獣』のビル・コンドン監督、「ゲイキャラクターに騒ぎすぎ」
日本でも来月公開される話題作『美女と野獣』。この中にディズニー映画史上初のゲイキャラクターが登場するとビル・コンドン監督が発言したことから大騒ぎに! 監督本人が改めてコメントした。
雑誌『アティテュード』のインタビューで、悪役ガストンとその手下ル・フウがゲイ的な関係と語ったビル・コンドン監督。「とても素敵な瞬間、ディズニー映画で初めてのゲイっぽい瞬間だよ」「これはディズニーの分岐点になるよ」とコメントしていたけれど、これが世界中で大ニュースに! ロシアでは上映禁止を求める議員まで現れている。
これに対して監督はエンタメサイト「スクリーンクラッシュ」の電話インタビューで改めて説明。「みんな大げさに騒ぎすぎ。これはただ、僕たちが楽しんだ結果なんだ」「観客がそのことを知らないときにはただ自然に見てもらうのが好きなんだ。そうすると素敵な驚きとして受けとめてもらえるから」と語った。どこがゲイっぽい瞬間かを知らずに見て欲しいと思っているそうで「大問題しないためにも。これがどうして大問題なんだ?」とも。
ちなみにル・フウを演じたジョシュ・ギャッド曰く「脚本にはゲイだとは書かれていなかった」。一体どこがそのゲイっぽい瞬間なのか、ガストン&ル・フウのカップルがベル&野獣以上の注目を集めそう。ディズニーの歴史に残るかもしれない瞬間を見逃さないよう、要チェック!
text : Yoko Nagasaka