2017/4/6(木)
アン・ハサウェイ、嫌われていた時代を語る
かつてハリウッド1の嫌われもの女優とまで言われ、ハサヘイターと呼ばれるアンチまで出現したアン・ハサウェイ。最近のインタビューで当時の心境を振り返った。
ウェブサイト「ジェゼベル」のインタビューを受けたアン・ハサウェイ。2012年にアカデミー賞助演女優賞を受賞した頃からピークにネット上で激しくいじめられていたけれど、当時の気持ちについて告白している。
「私の面の皮がサイみたいに厚いというわけではないけれど、私はあるがままに見ていたの」とバッシングをどう受け止めていたか語ったアン。「私のことを世界がどう思っているのかは私には関係ない。他の人が私をどう扱うかは私とは関係ないの」ときっぱり!
さらにここからがアンらしいところ。「でももし誰かが言ったことが響いたときには、自分のためにそれを取り入れたわ。そういう意味では成長する上でたくさんの近道が得られたと思う。自分で選んでそういうことを経験したわけではないけれど、それに感謝している」。
映画『レ・ミゼラブル』の演技でオスカーを受賞したときには「減量も髪を短く切ったのも全部オスカー狙い」「授賞式のスピーチがわざとらしい」と散々バッシングされていたアン。あれを自分の成長の糧にしてしまうとは……。こう見えてたくましい。
text : Yoko Nagasaka