アンジェリーナ・ジョリー、マドックスくんとカンボジアについて語る
カンボジアから長男マドックスを養子に迎えているアンジェリーナ・ジョリー。マドックスと祖国との関係について今の心境を明らかにしたそう!
現在、自身が監督する映画『First They Killed My Father: A Daughter of Cambodia Remembers(原題)』の撮影準備のため、カンボジアを訪れているアンジェリーナ・ジョリー。実はアンジーとカンボジアの関係は深く、2001年に映画『トゥームレイダー』の撮影で訪れたとき、この国の恵まれない子どもたちの状況を目にして長男のマドックスを養子に迎えることを決めたそう。
今回、そのマドックスと一緒にカンボジアを訪れているアンジー。彼も映画の製作に参加しているそうで「彼の祖国について一緒に学びながら、映画の準備をしている」とアンジーが明らかに。「彼はもうすぐ14歳になるの。自分が何者であるかを理解するのに大切な時期。彼は私の息子であるのと同時に、カンボジアの生んだ子どもでもある。それが彼や私たちにとって何を意味するのか、理解するときです」と語ったとか。
開発途上国から養子を迎えるハリウッドセレブは多いけれど、子どもと祖国の関係、祖国とアイデンティティの問題についてまで語ってくれる人はレア。これまで国を失った難民たちの苦しみを直接見てきたアンジーだからこそ、なのかも。
text : Yoko Nagasaka