アンジェリーナ・ジョリー、娘たちとともに難民キャンプへ
長年、難民問題に取り組んできたアンジェリーナ・ジョリー。娘たちも、この問題に関心を持っているもよう。
先週末ヨルダンにあるシリア難民たちのキャンプを訪れたアンジェリーナ・ジョリー。長女のザハラと次女のシャイロも一緒に連れて行ったことが明らかになっている。
アンジーが特使を務める国際連合難民高等弁務官事務所(UNHCR)の発表によると、アンジーは娘たちと一緒に訪問した目的についてコメント。「ザハラとシャイロから連れてきてほしいと頼まれました。2人は今日、彼女たちと同じ年頃の難民の子どもたちとおしゃべりをし、遊んで過ごしました。家を失い、家族たちを殺されたり離れ離れになったりした子どもたちです。そしてトラウマや病気と闘っています。でもその子たちも、普通の子どもなのです。他の国にいる希望と権利を持った子どもたちと同じです」。UNHCRによるとザハラとシャイロはキャンプのコミュニティセンターで子どもたちと対面したという。
アンジーの人道活動に子どもたちも着実に興味を持ってきているもよう。ちなみに長男マドックスはカンボジアの独裁政権を描いたアンジーの監督作『最初に父が殺された』の制作に関わり、母と同じ道を歩み始めている。アンジーの下、個性的に育てられてきた彼らがどんな活動を見せるのか、楽しみにしたい!
text: Yoko Nagasaka