リタ・オラ、母国コソボを訪れて「ダイアナ妃になった気分」
旧ユーゴスラヴィア共和国、プリスティナ(現コソボ共和国)でアルバニア系の両親の元に生まれ、1歳のときにイギリスに一家で移住したリタ・オラ。今回、初めて母国コソボ共和国を訪れ、その歓迎ぶりにいたく感動したそう。
母国で彼女の音楽や写真が人々に崇拝されているのを知ったリタ・オラ。そのことで自分が故ダイアナ妃になった気分がした、と語っている。
「コソボには1歳になるまで住んでいたし、祖父母や叔父叔母、従姉妹もまだコソボに住んでいるわ。これまでコソボに行ったことがなかったから、私がしていることが崇拝されている、という話が実際どんなものかまったく知らなかったの。私の従姉妹たちが私を呼んで、『リタ、君はわかってないよ。ここには君の名にちなんだ店だってたくさんあるんだよ』っていうの」
「コソボに行ったら、ダイアナ妃になった気分だったわ。ジョークでいってるんじゃないのよ。これまで私が受けてきたなかで最高の歓迎を受けたわ。2012年には私に大使を任命してくれたし。とっても栄誉あることだわ」
現在22歳のリタ・オラ。尊敬するアイドルのひとりはマドンナで、もし本人に会ったとしたら、口もきけなくなるほど驚くと認めている。
旧ユーゴ紛争であまりにも多くの代償を得て培ったコソボ共和国出身の世界的スターのリタ・オラ本人の活躍を見て、同国住人はさまざまな思いを共有していたのかも。
text : Ryoko Tsukada