カール・ラガーフェルド、モナコ王室が主催するモンテカルロの「薔薇の舞踏会」をデザイン
グレース公妃財団へのチャリティのために毎年モナコ王室が開催するモンテカルロの「薔薇の舞踏会」。今年の3月23日に行われるその舞踏会のデザインを、モナコ王室のカロリーヌ公女の友人であるカール・ラガーフェルドが担当することになった。
カール・ラガーフェルドが今年のモンテカルロの「薔薇の舞踏会」のデザインテーマとしたのが、ベル・エポックならぬ「Belle et Pop」。フランスの黄金時代のイメージを最新のラップやヒップホップ、ソウルミュージックとミックスさせる試み。
舞台だけでなく、カール・ラガーフェルドはその夜のショーにプラハ交響楽団と、ラッパーのセオフィラス・ロンドンと共に招待されているリタ・オラの衣装のデザインも担当する。「シャネル」のアンバサダーであり、キャロリーヌ・ド・マイグレもカール・ラガーフェルドの招きにより当夜DJを担当する。
アルベール二世とカロリーヌ公女が支援するこのモンテカルロの「薔薇の舞踏会」。さまざまな病気と闘う子どもたちを援助する、故グレース公妃財団への支援を目的とするチャリティ舞踏会。収益はすべて同財団へ寄付される。
今年150周年記念を迎える、シャルル三世が1863年に設立したモナコ海水浴会社(ソシエテ・バン・ド・メール、SBM)が会場。
今年の3月23日にはめくるめくハイ・ソサエティの姿を目にすることができそう!
text : Ryoko Tsukada