海外セレブゴシップ 2013/2/8(金)
海外セレブゴシップ

Tバックも許しがたい?……CBSがグラミー賞放映前に衣装に関する異例のお達しを発令

放送事故を避けたい一心なのか、グラミー賞を放送するCBSが関係者に向けて謎の衣装に関する規定を発令したことが明らかになった。

アデル(Adele) photo : AP/AFLO

CBSからeメールで関係者にこの「お達し」が出たのが現地時間2月6日。気になるその内容はというと……。
 
【日付】2013年2月5日、10:39:56 PM EST
【題名】第55回グラミー賞標準慣行例 衣装に対する勧告
 
CBSの番組内における順守していただきたい勧告:
カメラの前に出るすべてのタレントのみなさんにこの放送網がもつ衣装に関するポリシーを順守していただきたいと存じます。
 
臀部及び女性の胸部分が適切にカバーされているように注意してください。Tバックタイプの衣装は問題があります。臀部の曲線内における肉体部分や臀部の割れ目を露出するのは避けて下さい。女性の胸の下部分及び横部分が隠されていない衣装もまた問題となります。女性の乳首が露出してしまう可能性のあるシースルーの衣装も避けて下さい。特に生殖器にあたる部分は適切に隠し、いかなる露出も避けてください。明らかにブランド名が分かるようなTシャツの着用などは避けてください。衣装に外国語が表記してある場合はその意味を明らかにする必要があります。(ここから大文字)卑猥もしくは一部分でも卑猥に見えるような衣装は放映上受け入れられません。(大文字終わる)上記のことは、カメラに映る可能性のある一部の観客に対しても適用されます。最後に、当放送網はすべてのタレントの衣装に何らかの活動や組織を示唆応援するような文字を載せることを避けていただくようにお願いします。 これは文字が書いてあるラベル・ピンなどどんなアクセサリーにおいても同様です。
 
以上平たくいうと、尻、乳首、横乳、下乳、“ブリトニー”の露出、政治的にしろ何にしろ、メッセージ性のある衣装は本当に止めて、という悲痛とも思えるお願いではあるが、ここまでいわれると一部のサービス精神溢れるアーティストたちがいきなりすべての「お願い」を無視してしまうのではないかと心配。しかも放送はこの週末。せっかく作った衣装がこの規定に思いっきり反していて新しく作るなんて間に合わない!というアーティストも確実にいるはず。
 
子どもが見ることもある番組だから、ということなのだろうけれど……。
 
ちなみに自由の国アメリカ、非政府組織「国境なき記者団」がつい先ごろ発表した最新の「報道自由度」は全147の国と地域中、昨年の47位から急上昇して32位になったばかりなのだけど(汗)。

text : Ryoko Tsukada

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