アン・ハサウェイを嫌う人たちについて「訳がわからない」とアンダーソン・クーパー
なぜかアン・ハサウェイを嫌いな人たちがいるこの世界。彼女を嫌う一部の人たちについて人気アンカーマン、アンダーソン・クーパーが辛辣なコメント。
自身の番組でアンダーソン・クーパーはこうした「嫌う人たち」について
「今朝の番組ミーティングで、我々はこのことについて話し合った。人を嫌うこと。アン・ハサウェイに向けられる嫌悪の念のレベルについて。僕にはまったくわからない。彼女は完璧に素晴らしい人のように見えるよ。僕には理解できない。彼女は信じられないほど才能に溢れていて、素晴らしい人であるらしい。彼女はきっと多くのことを乗り越えてきたのだと僕は思う。人々はみんな彼女をジャッジするけれど、彼女が本当はどんな人かっていうことを知らないんだ……こういうのには腹が立つよ」
アカデミー賞でのアンの受賞スピーチに関しては、
「彼女はあそこに行って、アイ・コンタクトをして見せた。彼女は名前を挙げるべき人たちの名前をカンペなしで記憶していた。僕がいいたいのは、彼女には休みが必要だってことだ。我々は人々があの場で見たことは正直さそのものでしかないってことをわかったと思う。それこそが彼女が演技を続け、彼女をあの場に連れていったものなんだけれど。でもまあこれは根拠にならないけどね。
すべての人々が自分を嫌っていると知っている状態で彼女が受けたと思われるプレッシャーの重さを考えると……彼女には休みが必要だ。彼女は素晴らしい人のようだからね。繰り返しになるけど、こういった形を取る人々のさまざまな意見っていうのは何の根拠ももたないことが多いんだ。確実な証拠なんて誰ももってはいないんだからね。これは僕にはまったく関係のない話だよ。僕自身はアン・ハサウェイを直接には知らないから。ただ、僕にはすべてのことが非常に不公平であるように見えるんだ。こうした嫌悪の感情が存在すること自体が理解しがたい。まるで朝起きたら全世界が彼女を攻撃しているような感じがして、彼女に関して悪く思って、それでこうして彼女のことを擁護している自分がいるんだ」
アン・ハサウェイ本人はこういったあからさまな「いじめ」にもまったく屈してはいない様子だが、「自分には関係ないけど」といいつつも、彼女を見て「休みが必要」と話すアンダーソン・クーパーのコメントは一理あるかも。
text : Ryoko Tsukada