2012/10/25(木)
>
<
2/7
“闇、抱えてます”風、繊細カップルに文学の香り
キルスティン・ダンスト×ライアン・ゴズリング
めでたく『メランコリア』でカンヌ女優になった精神不安定な儚げ系キルスティンは、本来は屈託のないお兄ちゃん的な存在が向いてそう。噂になっているギャレット・ヘドランドもまさにそんな男性。けれど、妄想を愛する腐女子にとっては、そんな“病弱なお嬢様×天然ガテンイケメン”みたいな組み合わせなんて、フツーすぎて面白くないのも本当のところ。
繊細系の女優は、同じく繊細そうに見える(でも実はマッチョ)若干複雑怪奇なライアンと是非くっついてほしいもの。『虚栄のかがり火』『若草物語』などで注目されたキルスティン、『きみに読む物語』で演技を高く評価されたライアン。文芸作品や実話ドラマに強く、清潔感漂わせておきながらプライベートではうっかりもさい姿をパパラッチされる脇の甘さも共通項。南仏のプライベートビーチで、上下真っ白なリネン(でもクッタクタ)のラフなカジュアルルックでお散歩して!
text : Keiichi Koyama