第68回エミー賞（９月19日発表）では「ゲーム・オブ・スローンズ」シーズン６が２年連続でドラマ部門作品賞を受賞。監督賞、脚本賞、他の技術賞を含めると12部門を受賞。これによって受賞数が38となり、エミー賞歴代で最多受賞という快挙を成し遂げた。シーズン６は、４月〜６月でオンタイムで放映されていたが、10月からはHuluでも配信が開始される予定だ。ということで、この秋はドラマ。日本では配信サービスによるドラマが盛りだくさん。
　
まずは、あのウィノナ・ライダーが大復活！と話題になったNetflixの「ストレンジャー・シングス　未知の世界」。1980年代のインディアナ州を舞台に、ひとりの少年が失踪したことをきっかけに始まるSFだ。作品が高く評価されるとともに、幼い息子の安否を気遣い心を乱すシングルマザーを演じたウィノナの渾身の演技が大絶賛。いちやく旬の人となった。
　
ウィノナ・ライダーといえば、90年代を代表するスターだった。ジョニー・デップとの婚約と破局を始め、恋愛遍歴も華やか。が、その後はキャリアが低迷、2001年にはLAの高級デパートで万引き容疑で逮捕されるなどすっかりお騒がせセレブに。そんなウィノナが44歳の今年、初めて本格的にドラマ出演したのが「ストレンジャー・シングス　未知の世界」なのだ。作品にはスティーブン・スピルバーグなどの80年代の映画にオマージュを捧げるシーンが盛りだくさん。TOTO やNewOrderなどサウンドトラックまで80年代カルチャー満載！