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自身のコミックをファンタジックな映像で実写化
イラン出身の女性漫画家マルジャン・サトラピの自伝的グラフィック・ノベルを映画化したアニメ『ペルセポリス』は、カンヌ映画祭で審査員賞に輝いた他、アカデミー賞外国語映画賞のフランス代表に選ばれるなど世界中で話題となった。イラン革命など激動の時代を少女マルジの視点から語った物語は、イランの現代史を皮膚感覚で伝える希少性、オリジナリティ溢れるアニメーションのタッチなど、大人も楽しめるオシャレなアニメとしても人気になった。
『チキンとプラム~あるバイオリン弾き、最後の夢~』は、『ペルセポリス』で映画監督デビューを果たしたサトラピの監督第二弾で、初の実写映画だ。前作と同様にイラストレーターのヴァンサン・パロノーが共同監督として参加している。
ということで、またまたヴィジュアルで魅せてくれる映画です!
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『チキンとプラム~あるバイオリン弾き、最後の夢~』(Poulet aux prunes)
監督/マルジャン・サトラピ
出演/マチュー・アマルリック、エドゥアール・ベール、マリア・デ・メディロス
配給/ギャガ
公式サイト/chicken.gaga.ne.jp
2012年11月10日(土)~、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館他全国順次ロードショー
text : Atsuko Tatsuta (c) Copyright 2011Celluloid Dreams Productions - TheManipulators - uFilm Studio 37 - Le Pacte - Arte France Cinema - ZDF/ Arte - Lorette Productions - Film(s)