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芸なしピエロで子供に不人気？

ヒュー・ジャックマン

大学でジャーナリズムを専攻中、演劇の魅力に取り憑かれて演劇学校に進学したヒュー。学費を稼ぐために選んだのはピエロ業。子供の誕生日パーティーなどに出張して場を盛り上げるのが役目だけれど、普通は仕事の一貫として手品などを披露するもの。でも“ココ・ザ・ピエロ”と名乗っていたヒューはコミカルな動きをするほかは何の特技もなし。
 
あるときパーティ―の主役だった6歳の子供から「ママ、このピエロまったく使えない」と文句が出たほどダメなピエロだったらしい。それでも3年間勤め上げたのだから神経が図太いというか、愛嬌があったというか？　卒業公演中にTVドラマの出演オファーを受けて、ピエロのバイトをやめられたのは子供たちにとってもラッキーだったかも。