“吐ききる”腹式呼吸法で粘液力を上手にブースト
こちらも覚えておきたいのが、”吐ききる呼吸法”。森田さんによれば呼吸の取り入れ方によっても膣力アップを狙えるのだそう。
「息をフーーッと吐いて、吐いて、吐ききったと思ったところでもう一回吐く。この、吐ききるときにグッとお腹に力を入れることが重要で、吐くことで副交感神経が優位になるのです。その後、酸素を思いきりたっぷり吸いこんで、呼吸が整うと、体の巡りがよくなります。巡りがよくなれば、粘液力が高まり、膣粘液をしっとり出させる膣にも近づける。ただ筋肉を整えるだけでなく、粘液力を高めることも常に忘れてはいけません」(森田さん)
前述の膣トレーニングの際も、呼吸を意識しながら行うといっそう効果がアップ! 併せて実践しよう。
>>膣力向上を阻むスタンスって?
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Profile:森田敦子
Atsuko Morita/植物療法士。フランス国立パリ13大学で植物薬理学を修め、日本における植物療法の第一人者として活躍。植物療法に基づいた製品の開発や啓蒙のためのスクールを主宰。また、エル・オンラインでの「粘膜美容論」や「膣ケア」など、フランス仕込みの新発想ビューティ提案でも大きな注目を集めている。2017年7月『潤うからだ』を出版。
アンティームオーガニック公式サイト http://intime-cosme.com/