美しい笑顔は、メイクアップでもつくることができると語るのは、資生堂のアンスティテュで教鞭をとる大久保紀子氏。 
 
「ポイントはリップとチーク！　正しく色をのせれば、笑顔を含んだような表情美はすぐにつくれます。まず、リップは微笑みながらつけてみましょう。。そのとき、口角が上がった状態の唇の形に合わせてリップペンシル、もしくは口紅で輪郭をとること。チークに関しても、笑顔をつくりながらのせるところまでは一緒。頬骨のやや上の位置に円を描くようにのせたら、そこからブラシで頬をなぞるようにぼかしてみて」
 
「なお、カラー選びもぬかりなく。リップはフランボワーズやフューシャ系がおすすめ。一方、ダスティローズのようなくすみカラーは極力避けて。リップを引き立てるためにも、チークはローズやコーラルがいいでしょう。このとき、目もとは控えめにするのが正解。そしてマスカラはたっぷり塗るのではなく、目が少し開いているぐらいの軽いニュアンスに留めておくと、笑顔がより優しく輝きますよ」