特集 2014/11/11(火)

サロン・デュ・ショコラ パリ2014 リポート!

今回、20周年という節目を迎えた、世界が注目するショコラの祭典、「Salon du Chocolat(サロン・デュ・ショコラ)」。現地でみたショコラの“今”をレポートします!

さて、この数年間、『サロン・デュ・ショコラ』では、日本人シェフのブースも増え、世界中から熱い注目を受けています。
こちらは、その先駆け的存在でもある「THEOBROMA」の土屋シェフ。日本の味として、きなこや抹茶を使ったトリュフや、日本の象徴である富士山をモチーフにし、日本酒のテイストを取り入れた限定ショコラを発表。土屋シェフの背を見ながら、今では数多くの日本人がショコラ業界で活躍するようになり、今年2014年は、日本から9店舗が出店。例年に比べ増え、さらに今回は日本の“サムライ”シェフ達が大活躍を果たして、世界中から注目を浴びました。

なかでも今年世界を湧かせたのが「ES KOYAMA(エス コヤマ)」の小山シェフ。ショコラの品評会「Club des Croqueurs de Chocolat (C.C.C.)」 にて、コンクールの最高位である「ゴールドタブレット」、外国人部門最優秀賞「Excellence chocolatier etranger」を受賞。初出場した2011年から3度もダブル受賞をされ、日本のショコラ文化を世界に大きく発信しています。カカオに対する独自の捉え方に磨きのかかった今季は、シェフの直感をそのまま一粒一粒に詰め込んだ4粒を発表、真っ向勝負の2014年コレクションとなりました。

そして、2014年「ドレスのファッションショー」で会場中の注目の的だったのは、アジアから唯一、2年連続で選出された「LE CHOCOLAT DE H」の辻口博啓シェフ。ファッションデザイナー、アシダタエさんとのコラボで作られたショコラの衣装は、セクシーかつ甘美。そのジャパニーズ魂に観客から 大歓声が沸きました。
 
>>次ページでは、コンクールの様子をご紹介!

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photo & text : Hitomi Sato

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