豆から挽くおいしいコーヒーの淹れ方
人気ベーカリー「自由が丘ベイクショップ」でバリスタを務める浅本充さんが、おいしいコーヒーの淹れ方をレクチャー。使う道具や求める味で淹れ方は変わるけれど、今回はさまざまあるメゾットのなかから一般的な「基本のき」の淹れ方を教えてもらった。3ページ目では、夏に嬉しいアイスコーヒーのつくり方も公開!
プロの手順をマスターして、家でこだわりのコーヒータイムを過ごしてみては?
STEP5
ドリッパーに豆を入れ、少量の湯で蒸らす
挽いた豆をドリッパーに移したら、ドリッパーの脇を「ポンポン」と軽くたたいて豆を平らにならす。レンジサーバー(耐熱のサーバー)にセットして、ドリップスケールの上に置こう。
ドリップスケールのスタートボタンを押して、粉のまん中を目指して湯を15ccほどゆっくり注いで30秒蒸らす。蒸らすことで湯が全体にいき渡り、湯がコーヒーに浸透しやすくなる。
STEP6
ゆっくりと湯を注ぐ
蒸らし終わったら、湯を少しずつ注ごう。粉がふわっと膨らむので、膨らみが少し落ち着いたところで再び湯を注ぐ。この流れを繰り返して、3分間で300cc~360ccくらいを目安に湯を注いで。
カップにコーヒーを注いで完成!
コーヒーを淹れるのにかかった時間は15~20分。普段よりもちょっと丁寧に淹れたコーヒーで、心豊かなひとときを過ごしてみて。
>>次ページの応用編「アイスコーヒーの淹れ方」もチェックして!
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おいしいコーヒーの淹れ方を教えてくれたのはこの人!
浅本充 Makoto Asamoto
フードプロデューサー、「自由が丘ベイクショップ」の運営を手がける「ユニテ」代表。ワイン、シャンパン、コーヒーに造詣が深い。最近ではイベントのゲスト、雑誌のインタビューで注目されるほか、ユナイテッドアローズの原宿本店、メンズ館にできた「UA BAR」のフードプロデュースも担当して話題に。
Photo : Teruaki Kawakami Styling : Tomoko Kubota
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