フードエディターはどうやって体型を維持してる?
アメリカの料理&レシピ情報サイト「delish(デリッシュ)」編集部の共有テーブル上の景色は、目まぐるしく変わる。同じビルにあるテストキッチンで作られた料理が数時間おきに持ち込まれ、1分も経たないうちにスタッフたちのお腹に収まっているんだとか。夢のような職場だけど、みんなどうやって体重をコントロールしているの?
『ヴィーガンにしたら、約14キロも減量できました』
ビデオプロデューさんのジョナサン・ボルトンさんは、こう振り返る。「妻とテレビを見ていたら寝落ちしそうになって、パッと目覚めて彼女に『今から僕たちはヴィーガンだ!』と宣言したんです」。その数週間前には、「『デリッシュ』の試食メニューの残り物をすべて食べる係をやめる」というルールを作ったものの、効果が出なかったらしい。そうはいっても、ベーコンとチーズのない人生なんて耐えられる!? ジョナサンさんも、まだこれを克服できてはいないらしい。「ベーコンやチーズが目の前に出されたら、視界に入らないようにキッチンの外に逃げますね(笑)」。
本当の試練は、彼がヴィーガンになってから1週間後に訪れた。なぜなら、巨大なターキーレッグとバーベキュー料理のメッカとして知られる、「ディズニーワールド」と「テキサス州ウェーコ」にロケに行くことになったから。けれど実際は、思ったほど苦労しなかったようで、ディズニーでのヴィーガンメニューは完ぺきとはいえないものの、そこそこの種類はあったそう。また、ウェーコの人気インテリアショップ「マグノリア・マーケット」のフードトラックで食べたヴィーガン対応のグリルチーズサンドイッチは、ジョナサンさんが今年食べた食べ物の中で上位に入るおいしさだったとか。「すごくいい経験になりました。ヴィーガンでも食べられる料理がたくさんあるってことがわかったし、僕自身がヴィーガンだと気づいていないメニューもあるんですよね」。
ちなみに、これまでに30ポンド(約14キロ)も痩せたというジョナサンさん。「実は、マイアミでバーベキューバーガーを食べ、カメラの前でヴィーガンの戒律を破ってしまいました(笑)」。やり続けるのは、やっぱり強い意志が必要みたい。
original text : Sarah Weinberg translation : Rubicon Solutions, Inc cooperation : Yuko Ehara
-
>>『delish』のオリジナル記事はこちら
※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです