定番料理を盛り付けマジックで素敵に演出
「お重には、一の重にブリの塩焼きとなますを。二の重には、彩り煮しめと海老の鬼殻焼き、鶏ひき肉のごま風味を詰合せました」。ブリは、塩をふって焼いただけのシンプルさに花型のにんじんを添えて。なますは生ハムを重ねたリッチバージョンに。ほんのちょっとしたセンスでおもてなし感がアップするテクニックはさすが!
「横に添えたのは、揚げ餅のお椀です。小さめのお餅を揚げただけでコクとパリパリとした食感に。ボリュームのあるお椀のできあがりです」
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お重がなければ平らなお皿で
「カジュアルにお皿へ盛る場合は、白い平皿に余白を残しながら中央にまとめるとバランスよく盛り付けることができます。海老など大きなものは、手前に置くと迫力が出ますね。紅白のなますは、ひょうたん型などで抜いて重ねると縁起のいいアクセントに。他の料理に味が移らないように柚子をくり抜いてお皿にするなど、小さな器との組み合わせもおすすめです」。お皿で1人ずつ盛り付けるのは、気兼ねなくつまめるという配慮もポイントだ。
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photo : Irei Hashimoto styling & cooking : Nana Miyazawa text : Akiko Kawagoe movie : Yoshinori Matsumoto
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宮澤奈々さん
Nana Miyazawa
料理家。今や入会するのに300人待ちと言われる料理教室「セ・トレボン」の主宰でもある。洋食と和食がメインのおもてなし料理が得意で、スタイリッシュなテーブルコーディネートや花やクロス類の使い方など、おもてなしにまつわる様々なアイデアが学べると人気。
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