本誌エディターUの定番は、スイーツ食べ歩き
早起きしてGo! 朝からぺろっと食べられるパンケーキ
香港が中国に返還される前年に初上陸。それ以来、毎年1回以上は香港を訪れるほど香港好きなのが、我が編集部のエディターU。旅の目的は、もちろん食べ歩き。お気に入りは香港版ファミレスと言われる茶餐廳(チャーチャンテン)で味わう香港スイーツ。なかでも、香港島銅鑼湾にある「喜喜冰室」のパンケーキのおいしさは格別。卵がたっぷり入った生地は香港でも珍しいふわふわ食感。「秘伝のブレンドシロップをたっぷりかけても甘さも控えめなので、朝ごはんにもペロッと食べられますよ」。そして必ず一緒にオーダーするのが、レモンアイスティー。香港のアイスティーの特徴は「これでもかっ!」というくらい大量に入ったレモン。とにかく2分の1個くらい入ってるのでは? と、思うようなスライスの数。コレ、飲み方があってスプーンとストローでガシガシとレモンを潰しながら飲む。ものすごく酸っぱくなったらシロップを投入。渋めの紅茶にレモンの酸っぱさ、シロップの甘さの3重奏がクセになってしまい、この量くらいレモンが入ってないと納得できない体になってしまった(笑)
そうそう……。こちらのお店、2017年1月に前あった場所から徒歩2分くらいのPaterson st.に移転。お立ち寄りの際には気を付けて!
甘いモノ好きさん必食の、香港名物こってり濃厚フレトー
もう一軒は、香港映画のロケ地としても有名な「美都餐室」。レトロな雰囲気のお店で楽しむ一品といえば、定番のフレンチトーストとミルクティー。「フレンチトーストといっても日本のそれとはちょっと違う!」というエディターU。香港スタイルのフレンチトーストは、焼くのではなく、食パンに溶き卵の衣をつけて油で揚げたもの。「見た目は厚揚げか! って感じでインパクト大。じゅわっと甘みが溢れ出るこってり濃厚な味は、帰国後も無性に食べたくなりますね」
あの定番スイーツがビジュアル系に変身!
茶餐廳ではないけれど、おまけで……。最近食べてグッときたのが、香港屈指の人気飲茶店その名も「Yum cha(ヤムチャ)」で食べたデザート系点心。
りんごの薄切りを花びらのようにあしらったのが、香港スイーツの定番エッグタルト。この愛らしいフォルムとフレッシュさが残る食感がこっくり濃厚クリーミーさと好相性。「エッグタルトはいろいろと食べたけどビジュアル系に出会ったのは初めて!」とエディターUも大満足の一品。
日本から気軽に行くとこができる香港。ぜひこれからやって来る春休みに向けて、今からグルメ三昧の旅を計画してみてはいかが?
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喜喜冰室
Shop C&D,Graound Floor 57 Paterson St, Fashion Walk,Casuseway Bay,Hong Kong
tel. +852 2869 0363
営業時間/8:00~24:00
無休
美都餐室
GF, 63 Temple Street, Yau Ma Tei,Hong Kong
tel. +852.2384.6432
営業時間/8:30~21:30
無休
Yum Cha
3/F, Attitude Hotel, 20-22 Granville Road, Tsim Sha Tsui, Kowloon, Hong Kong
tel. +852 2751 1666
営業時間/11:30~22:30
無休
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