コルフ島/ギリシャ
聖土曜日の朝、ギリシャのコルフ島では伝統の「壺投げ」が行われる。人々は鍋、フライパン、陶器などを窓から放り投げ、道路に落として割るというもの。
一説によると、元旦に使い古したものをすべて捨てたベネチア人から伝わったものだとされている。また、古い鍋を捨てて新しい鍋に変え、そこに春の作物を入れることで、春の到来を歓迎するという意味もあるという。
original text : Alexi Hobbs translation : Rubicon Solutions, Inc cooperation : Yuko Ehara photo : Getty Images