特集 2014/6/4(水)
ディナーの前に、軽く一杯しない?

アペリティフは、「リア充」の始まり!

夏の夕暮れどき、誘われるようについ一杯飲みたくなる季節が到来。本格的なディナーの前に、食前酒やシャンパンを楽しむ、「アペリティフ(=アペロ)」をしてみない? 今年で11年目を迎えるイベント「アペリティフの日」も、5月30日の東京を皮切りにまっただ中。心地よい季節を楽しむのにうってつけなアペロは、食欲を増進させ、ディナーをより楽しむための気分を高めたり、仲間とのコミュニケーションを親密にするなど、メリットがいっぱい!

フランスでは仲間とおしゃべりを楽しみながら、ゆっくり過ごす大切な時間として広く浸透しているアペロの習慣。実際に、フランスではどんなふうに楽しんでいるのか知りたくて、アペロへお招きをしてもらうことに。パリの5区にブティックを持つ老舗シャンパン・メゾンの「アルロー」夫妻と一緒に、店の近くに住む友人、ドミニクさんのガーデンテラスを訪ねた。

アペロは軽いおつまみと楽しむのが一般的。この日は、アルローさんの妻・クリスティーヌさんがおつまみを担当した。料理好きで、いずれはレシピ本を出したいと考えているというクリスティーヌさん。シャンパン2種に合わせ、それぞれ料理とテーブルウェアを「色」でコーディネイトしてくれた。きれいなピンクの「シャンパン・ロゼ」は「ピンクと若草色」、辛口の「シャンパン・ブリュット」は「黄色と黒」をテーマにおつまみを用意。緑いっぱいのガーデンに、カラフルなおつまみが映えること! でも、おつまみの内容はとても手軽。例えば「シャンパン・ロゼ」には、中心をくり抜いたきゅうりにシェーブルチーズと黒オリーブを詰めた「サーモンときゅうりのファルシ」や、「アボカドのムース」などを合わせている。ただし、盛り付けや飾り方に工夫をし、花はピンクのしゃくやくを飾って料理とコーディネイト、と徹底しているのだ。

一方、「シャンパン・ブリュット」のテーブルは黄色と黒でまとめて、おつまみは「カリフラワーのクリームスープ」や「タラと帆立のムース」を用意。黄色のバラと紫のスイートピーが、テーブルをぐっと華やかな雰囲気に盛り上げる。1週間に何度かアペロを楽しむというアルロー夫妻。お酒や気分に合わせて料理とテーブルコーディネイトに工夫をすることで、いつも新鮮な気分でアペロを楽しんでいるのだそう。

お互いの近況や今晩出かけるレストランについて、終始和やかにおしゃべりを楽しんでいたアルローさんたち。お酒片手にリラックスできるアペロには、食欲を増進させるだけでなく、人と人の距離を縮める効果があるようだ。そこで、6月6日発売の「エル・ア・ターブル」では、アペロを楽しむことによる“リア充”効果に注目。アペロを楽しむことで、趣味や仕事の仲間関係や、恋愛や結婚が充実してしまったという人たちに登場してもらい、アペロのハッピー効果を検証。この夏は、私たちもアペロを楽しまないと!

  • 「エル・ア・ターブル」のアペリティフ特集もチェック!
     
    「エル・ア・ターブル」6月6日発売号では、アペロを楽しむことによる“リア充”効果に注目。アペロを楽しむことで、趣味や仕事の仲間関係や、恋愛や結婚が充実している人たちをルポ! パリ流のアペロの楽しみ方から、ちょっと変わった「趣味アペロ」や「職場アペロ」のルポをはじめ、ニューヨークの人気店が教えるカクテルレシピや、ワインバーが教えるおつまみレシピまで、アペロを楽しむためのヒントを満載でお届け。

Photos & Text Mariko Awano

MORE TOPICS

SHARE THIS ARTICLES

前の記事へ特集一覧へ次の記事へ

ELLE PR STORIES

注目ブランドをもっと見る

CONNECT WITH ELLE

グルメ・メール(無料)

メールアドレスを入力してください

ご登録ありがとうございました。

ELLE CLUB

ようこそゲストさん

ELLE CLUB

ようこそゲストさん
ログアウト