花生師岡本典子さんがおすすめ

おしゃれ小物にもなる、今年らしいフラワーアレンジメントはコレ！

母の日といえば、カーネーション。でも、その習慣だけにこだわらず、花をもっと自由に楽しんでもらいたい。そう話してくれたのが、花生師の岡本典子さん。ドラマティックなヨーロッパスタイルのアレンジメントに定評があり、ファッションや食など他業界とのコラボレーション作品も多く、今をときめくフラワーデザイナーのひとり。
　
「贈る相手をイメージした花や好みの花を束ねただけでも、心のこもった特別なアレンジメントになります。たとえばお母様であれば、ご自身で活けたい方もいらっしゃると思うので、作り込まれたアレンジメントよりも茎を束ねただけの花束を。育てることがお好きなお父様であれば、観葉植物を贈るのも素敵。生花でもクールなアレンジメントであれば、そのまま書斎に飾れるのでおすすめです」
　
そんな岡本さんに、ワインをプレゼントとして贈るときに添える花ギフトのアイデアを教えていただいた。
　
「プレゼントと花を別々に贈るのではなく、合体させたアイディアは楽しいと思います。母の日には、ドライフラワーをあしらった幅広リボンをワインボトルに巻いてギフトにしてみてはいかがでしょう？　花付きリボンは、髪飾りやストローハットのアクセサリーにも使えます。それと、父の日に提案したいのが、野趣あふれるグリーン系の植物をメインにしたワインボックスアレンジメント。細長い木箱に苔や葉を敷き詰めてワインボトルを置き、まわりに実ものや食虫植物など、話題になりそうな花材を散りばめてみました。恥ずかしがり屋のお父様でも、こんな花のアレンジなら、部屋やデスクにインテリアアイテムとして飾ってくれるかもしれませんね」。
　
おいしいワインと一緒に、おしゃれ心や遊び心もプレゼントできる粋なフラワーアレンジメントで、両親に新しい花の楽しみ方を提案してみない？