エディターズPICK
2016/08/23(火)
エル・オンライン恒例パリ特集@2016夏

個人主義のパリジャンもチーム化!? 姉妹やデュオのおしゃれワークに注目!

マチュアなニーズにこたえるランジェリーやギャラリーに、シェフが変わるレストランやシェアできるイタリアンまで。パリで新たなブームを起こす話題のチームにクローズアップ!

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ジュスティーヌ&ジョヴァンニ・パッセリーニ夫妻

人気レストランの夫妻がはじめた、シェアできる新イタリアン

予約が取れない「Rino」(リノ)のシェフだったイタリア人、ジョヴァンニ・パッセリーニが、パリ出身の妻ジュスティーヌと新たに5月にオープンしたばかりの「パッセリーニ」。
 
「前のお店は小さかったから、もっと大きくしたかったんだ。コンセプトはオーセンティックなイタリアンに、フレンチのエッセンスを加味すること。鴨料理も分け合いながら、ワイワイ食べられるトラットリアを目指してるよ」

スペインのレストランで彼がシェフを務め、彼女が給仕をしていたことが出会いのきっかけ。夫婦となり、レストランも一緒にやろう!という流れに。サービスと広報を担当している奥様はこの日、子供のお迎えで撮影後すぐ店を後に。
 
「大家族の食卓をパリにも作りたくて、シェアできる料理を提供しているんだ。レストランの隣には、自家製のラビオリを販売するショップ『PASTIFICIO』も併設してるよ。小麦粉はイタリアから輸入してるんだ」

取材日のおすすめは、ナスのラビオリにムール貝をのせたエスカベッシュ(17ユーロ)。季節の野菜をイタリア産のラビオリで包み、フランスらしくムール貝をあしらったメニューは、コンセプト通りの一皿。日本でも人気の建築事務所「Asma Architects」(アスマ アーキテクツ)が手掛けた内装もコージーな「パッセリーニ」は12区。今回取材した4店舗はいずれも、マレから広がる注目エリア。界隈に続々とオープンするショップやレストランで、新たなムーブメントを感じてみて。

photo: YUSUKE KINAKA  coordinate: HIROKO SUZUKI

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