エディターズPICK
2016/08/23(火)
エル・オンライン恒例パリ特集@2016夏

個人主義のパリジャンもチーム化!? 姉妹やデュオのおしゃれワークに注目!

マチュアなニーズにこたえるランジェリーやギャラリーに、シェフが変わるレストランやシェアできるイタリアンまで。パリで新たなブームを起こす話題のチームにクローズアップ!

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制服の「キュイス ドゥ グルヌイユ」の特注シャツはユニセックス仕様。左がユーゴ、右がレベッカ。もう一人の発起人、クロエはバカンス中につきお休み。

若手トリオが手掛けるジンから生まれたレストラン

フランスをはじめ、日本やカナダなど世界の厳選された食材や製造元やシェフを紹介する、フード誌『Fulgurances』(フルグランス)を手掛けていたユーゴとクロエは、パリで注目を集める若手フードユニット。雑誌の編集だけにとどまらず、2010年よりレストランイベントを開催していたことも話題に。
 
「まだスポットライトは当たっていないけれど、とてもいい腕をもつシェフを紹介したい!という思いからはじめたイベントでね。回を重ねて行くうちに、いつの間にか一夜で70人くらいの来客が見込めるようになったんだ。だったら店を構えてレストランを運営した方がいいだろうってみんなで一念発起したんだ!」

厨房の中央で仕込みをしているのが、現在シェフを務めているタミール。

NYで料理関連の仕事に携わっていた写真のレベッカが加わり、いま人気の11区にオープンキッチンでカジュアルなレストラン「フルグランス」を2015年10月オープン。
 
「季節でシェフが変わるというシステムを採用すれば、いつもフレッシュなニュースを提案できると思ってね。シェフを探すのはもちろん、ワインも自分たちで選んでいるよ」

(左上)レストランの外で飲食ができるテラス席も人気。(右上)この日の前菜はイカのサラダ。彩りよく盛りつけられたいんげんやハーブに、コリアンダーを効かせたエスニックな一皿。(右下)オリジナルの刺しゅう入りシャツ。(左下)ガストロノミー誌『フルグランス』は公式サイトでの購入が可能。

ユーゴやレベッカが着ているフロアスタッフ用の制服は、パリ発サーフブランド「キュイス ドゥ グルヌイユ」に特注したブルーのプレッピーなシャツ。彼らによる気取りがなく親しみやすい接客も、レストランの高評価のひとつ。
 
「いまパリでは僕たちのように20~30代でチームを組んでいるクリエイターは多いね。仲間たちとチームを作ることで、風通しがよくなるし、さらに多くの人が集まる場所として広がっていく相乗効果があると思う。これからも僕たちが本当においしいと思う料理を、雑誌とレストランを通じて発信していくよ!」
 
7月からイスラエル出身で飲茶やフレンチでキャリアを積んだシェフ、タミールが腕を振るっている厨房。ランチは19ユーロか22ユーロ、ディナーは44ユーロから、というコースのみ。こだわりの食材と新たなスターシェフが作り出すフュージョン料理は、身体が喜ぶメニューばかり。訪れるときは人気店につき、ネットでも可能な予約をしていくのがベター!

photo: YUSUKE KINAKA  coordinate: HIROKO SUZUKI

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