エディターズPICK 2017/10/26(木)

NYで独占取材!「マイケル・コース」の“食”を通したチャリティプロジェクトとは?

毎年10月16日と国連が制定した「世界食糧デー」に合わせて、女優のケイト・ハドソンとタッグを組んで“ウォッチ・ハンガー・ストップ”というキャンペーンを実施している「マイケル・コース」。世界のおよそ70カ国で1600万人の子供たちへ食糧を届けているキャンペーンに加え、NYでローカルな活動を行っている団体“God’s Love We Deliver(ゴッズ・ラブ・ウィー・デリバー)”も支援。その意義やプロジェクトへの想いを、現地でマイケル・コース氏にインタビュー。身近な人々を救いたいという純粋な願いと、ファッションだからこそ叶えられる活動や意義に耳を傾けて。

ばっさりとショートヘアになった女優のケイト・ハドソンと、おなじみのグラディエーターサングラスでフォトコールに登場したマイケル・コース氏

NYのメトロポリタン地区に拠点をもち、重症疾患に苦しむ人々へ食事や栄養カウンセリングを提供する“ゴッズ・ラブ・ウィー・デリバー(God’s Love We Deliver)は、1985年に発足。エイズで苦しむ孤独でお腹をすかせた患者に温かい栄養のある食事を届けるということからスタート。ガンやアルツハイマー、心臓病など200種類以上におよぶ疾患をもつNYの人々へ、これまでに2000万食を超える食事を届けてきた。32年を超える歴史をもちながら、一度もウェイティングリストを作ったことがないという輝かしい功績を誇り、現在も年間1700万食を提供している。
 
「この協会との関わりは、'80年代の終盤からです。当時はエイズが深刻化しており、特にファッションコミュニティに犠牲者が多く、みんなが恐れていました。まだ特効薬がない病気にまつわる問題を、どうやって助ければいいのだろう?と深く考えました。私は医者でも科学者でもありません。しかしながら、ファッションデザイナーとして何かを作るということで、社会的に大きな変化を生むことができるということに気がつきました。それが今の活動にもつながっています」

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photo: GETTY IMAGES FOR MICHAEL KORS  coordinate: MAKIKO MONJI

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