30パターン(!)のコーディネートが思いつくものだけ買う
ペトロ・ストフバーグ(「Wordrobe ICONS」共同設立者)
エディターからバイヤーに転身したペトロは、30パターン以上のコーディネートを思いつかなければ、絶対に買わないと言う。そして彼女は、すべてのアイテムをどう着るかに合わせて、クローゼットのなかに分類しているそう。靴下まで細かく分類していて、それが時間節約のカギだと明かす。
「小さい引出しに仕切りをつけて、タイツ、ソックス、下着類を整頓しているわ。朝に欲しいものがすぐ見つかるの。『イケア』は心強い味方だわ。ジュエリーには『ジョンルイス』のスタッカーを使ってる。パートナーのローラは、『matalan』の10ポンドで束売りしているすべり止めが付いた細いハンガーの大ファンなの。あとは『west elm』と『ケイト・スペード』は、いいコンテナと箱を売ってると思う」。
あと、シルクの服は押し込んだら絶対にダメとのこと。「これさえ守れば、ドレスアップのスタイリングも、5分あれば事足りるの。これも、シーン別に用意しておいたカプセルワードローブがあるからなの」
そんな彼女がクローゼットで愛用しているのが、「カウシェット」のディフューザー。「クローゼットを開けたときに、スパのような香りがするのが好きなの」
ペトロが考える、投資して損のない“エターナルな逸品”とは?
■「サンローラン」のクロスボディバッグ……「特にボディーバッグでは 最もパワーのあるブランドのひとつ」
■「グッチ」のローファー……「ファー付きや刺しゅう入りも、いまや定番」
■「グッチ」の“デュオニソス”バッグ……「人気が廃れる気配なし」
■「ヴェトモン」のアイテム……「旬だし、もし手放す際にも高値が付くわ」
■「エルメス」の“ClicH”ブレスレット……「いつの時代も魅力が衰えないと思う」
■「シャネル」のチェーンバッグ……「数世代先も愛用できる、もはや資産的バッグ」
■「ヴァレンティノ」のスタッズシリーズ……「数シーズン前からずっと人気だけれど、この人気はまだまだ続くと思うわ」
Photo: GETTY IMAGES Text: KENYA HUNT, BILLIE BHATIA, HEATHER GWYTHER Translation: NATSUKI TANJI