クローゼットの収納ルールを決める
J.J.マーティン(「La Double J」設立者兼エディター)
「私はいつもワードローブを整理するとき、イタリア人の真似をするわ。彼らはプロよ!」。ミラノに拠点を置き、ヴィンテージとデザイナーズアイテムを巧みにミックスするストリートスナップの常連ファッショニスタ、J.J.マーティンはそう語る。
マーティンはクローゼットにルールを定めている。「そうでもしないと何も見つけられないわ! 整頓して、同じタイプのハンガーにかけて、同じ向きにしまうの。」
マーティンの収納ルールはコレ!
カシミアは絶対に畳む、かけちゃダメ
「ロングスリーブのものは、低いクローゼットにいれちゃダメよ。私は、冬と夏と年中着るものの3タイプに分けて、さらにコーディネートしやすいように色ごとに分けているわ。どの季節でも着るものは、寝室のクローゼットとその近くのクローゼットに。ほかのものは洗濯部屋の衣装スペースに入れているの」。
たとえマーティンほど服を持っていなくても、整頓することを彼女はオススメする。「大変な作業だから助けが欲しくなるけど、整頓されたクローゼットはスタイリングの救世主。クローゼットをきれいにすることは頭をスッキリさせてくれる。私はそれが気に入ってるし、頼りにしているわ」
ヴィンテージのおすすめ収納テク
■ハンガーにかけるもの
「いつも使うものは、大きくてしっかりしたハンガーにかけて。大切な古い友人みたいに扱うの。たぶん向こうも喜んでると思うわ」
■畳むもの
「ビーズがついていたり刺しゅうがあるものは、引っ張られたりハンガーで伸びたりしないように畳む」
■湿気厳禁
「充分なスペースをクローゼットに確保すること。湿気に服をさらさないことがとても大切よ!」
Photo: GETTY IMAGES Text: KENYA HUNT, BILLIE BHATIA, HEATHER GWYTHER Translation: NATSUKI TANJI