クローゼットもデトックス! プロが考える“本当に使えるワードローブ”とは?
2017/01/26(木)
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リサ・アイケン(Lisa Aiken)

コーディネートを格上げする、ひとひねりあるアイテムを投入

リサ・アイケン (「Net A Porte」ファッションディレクター)
 
アイケンが指摘するのは、「ワードローブを構成するアイテムは、地味で退屈なものであってはならない」ということ。「簡単におしゃれに見せたいなら、アイテムにひとひねりあるべきだわ。買うときは、それを着るのを想像してワクワクするものでないとダメ」 

例として、コーディネートを格上げしてくれるダークカラーのブレザーを挙げた。「『エリー』のジャケットを2着もっているわ。常にコーディネートを面白くしてくれるから重宝しているの」

左 2017春夏「エリー」コレクションより 右 ヴェロニカ・ハイブルンナー(Veronika Heilbrunner)をはじめ、ストリートスナップでの着用率がかなり高い「エリー」のアイテム。

リサが2017春夏シーズンにもっとも気になってものは? 「『バレンシアガ』の白いパテントレザーのアンクルブーツよ。ジーンズにもスカートにも合うの」。さらに、リメイクしたスカートをワードローブに加えて、アップデートする予定。「これらのひとひねりあるアイテムは、決してベーシックなデザインではないけれど、私にとっては欠かせないエッセンシャルアイテムなの」。 

クローゼットは、畳む、掛ける、袋に入れるものをハッキリ分別する
 
■畳むもの

カシミアのアイテムは、必ず畳んでクローゼットの棚に入れて。「ハンガーにかけるのは厳禁。時間とともに型崩れするのは目に見えているわ」
 
ハンガーに掛けるもの 

レザージャケットやコートは、幅のある木製のハンガーに掛けるのがいちばん型崩れしないそう。あと、シルクも必ずハンガーに。「掛けるときも、ギュウギュウに詰めてほかの服と接触させるのはダメ。摩擦で生地が傷ついてしまうの」

 
■袋に入れるもの

手袋やスカーフ、帽子などの小物は、袋に入れる。「ただし、通気性のあるコットン素材を選んで。プラスチック製の収納袋はレザー素材には不向き。レザーがカラカラに乾燥してしまう」 

Photo: GETTY IMAGES  Text:  KENYA HUNT, BILLIE BHATIA, HEATHER GWYTHER  Translation: NATSUKI TANJI

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