アタッシェ・ドゥ・プレス／J・Sさん

英語が必要となる環境や趣味を作るべし！

Q1. 日常のお仕事で英語を使っていますか？
海外ブランドの仕事をしているため、メールでのコミュニケーションは、ほぼ毎日行っています。その他、来日時の発表会のオーガナイズや、来日者のアテンドをしているなかで使うことが多いです。
 
Q2. 英語上達に「これがいちばん役立った！」という勉強法は？
ジャズボーカルを習っていた際、ジャズボーカリストである丸山繁雄先生が開いてくれた授業 「英語音声学」 で、口腔内の状態含め、丁寧に発音を習っているなかで、発音ができるようになる＝聞き取れるようになる、となりました。本当に勉強になった学びの時間でした。
 
Q3. 英語力キープのために日常的にしていることはありますか？
シンプルですが、映画を観たりライブ盤CDを聴いているときに、ネイティブの方はどういう言い回しをしているのか、字幕をできるだけ見ずにヒアリングの練習をしています。
 
Q4. 海外の方とお仕事をするときに、特に気を付けていることや意識していることは？
共通認識がないものと捉え、コミュニケーションを行っています。日本語だと省略してしまう「5W1H」を曖昧にせず、全て明確にするようにしています。またメールでのコミュニケーションは、できるだけシンプルに、情報量を絞り、相手に確実に重要な情報が伝わるように心掛けています。
 
Q5. 英語上達のために大切だと思うことは何ですか？
英語習得は手段であって目的ではない、ということを実感しています。英語をマスターすることが最終目的では、恐らく上達しないのではないでしょうか（かつての私がそうでした。 例えば英会話教室に週に2回通っても、使う場がなければ上達しません）。私も必要に迫られ、数時間かけて英語の文章をつくるレベルからスタートし、それを日常的に続けることで、ある程度のコミュニケーションが取れるようになりました。背伸びしてで良いので、英語が必要となる環境や趣味を作ることが大切だと思います。伝えたいことがないと、英語は”ツール”となってくれません。
 
そして現在は、趣味であるワイン生産者廻りをより充実させるために、泣きながらフランス語を勉強しています……。本当に難しいですが、友人であるフランス人の生産者にたまに教えてもらいながら、マイペースに進めています。