エディターズPICK 2014/11/11(火)
秘蔵写真も公開!

トップメゾン「シャネル」とスポーツの歴史秘話

空前のスポーティブームの陰に『シャネル』あり。そういっても過言ではないほど、スポーツテイストを革新的なデザインに落とし込み、繰り返し起用してきたフランスのトップクチュールメゾン「シャネル」。それは、自身がスポーツウーマンであったココ・シャネルの精神そのものが息づいているから……。そんな興味深い事実と、歴史的に貴重なアーカイブ写真、そしてスポーツを通して女性の解放に貢献してきた「シャネル」の先見性を今、ここに公開。これを読めば、確実に知的なトレンドセッターになれること間違いなし!

1913年、ドーヴィルのブティック前の、ガブリエル・シャネルとアーサー・カペル - Gabrielle Chanel and Arthur Capel in front of CHANEL boutique in Deauville in 1913-Photo D.R.

女性を解放させたジャージー服
 
カペルの支援でブティックを開いた仏リゾート海岸、ドーヴィル。そこで運命的に出合ったのが漁師服の素材であるジャージーだった。は伸縮性が高く丈夫なうえ、動きやすく開放的、そして何よりも快適な着心地、しかしあくまで男性用の下着の素材であったジャージーを使って、快適でシックなスタイルを発案し、見事にモードへと昇華。流行服を愛する当時の女性たちを、障害となっていた“締め付け”から大きく解放することになる。この素材とファッションの融合は、ちょうど現在のようにスポーツと女性の関係が高まっていた1914年前後の世界的な潮流とマッチ。国際的ヒットになったことは、映画『ココ・アヴァン・シャネル』でも描かれた有名すぎるエピソード。

>>スポーツとアートとファッションを融合させた奇跡。次のページへ

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(c)CHANEL

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