【事件簿2】
自身のステートメントを、服に託すデザイナーたち
ニューヨークのデザイナーたちにもさまざまな影響を与えたともいえるトランプ大統領の誕生。いくつかのブランドがメッセージを込めたショーを実施したことも話題で、マイノリティーの権利を擁護する主張や女性らしいファッションを表現するブランドが多数。
性別やエスニシティの多様性を訴えたメッセージTシャツでフィナーレを飾った、「プラバル・グルン」のショー。会場外でも、同じTシャツを着たブロガーたちがNYの街を闊歩し、自由に対する尊重を訴えた。
「パブリック スクール」は、“MAKE AMERICA NEW YORK”や“WE NEED LEADERS”のロゴアイテムがランウェイに登場。
大統領選の結果に衝撃を受けたという「ミリー」のデザイナー、ミッシェル・スミス。ショーでは、強く立ち向かう女性像をイメージ。