うんちく自慢なスニーカー図鑑
1800年代にその土台が誕生したと言われるほど深い歴史をもつスニーカーの世界。ミュージシャンが愛したアイテムや女性の足元を変えたスニーカーなど……現代までのヒストリーの中から思わず披露したくなっちゃうトリビアを集めました。知れば知るほどスニーカー愛は深まるばかり!
「世界初」タイトルのスニーカー大集合
世界的に驚異のヒットはたしたスニーカーといえば真っ先に“スタンスミス”があげられるだろう。1971年に誕生し、テニスプレーヤーのスタン・スミス氏が愛用したことで爆発的ヒットを博し、現在ではアディダス市場最も売れたスニーカーとなっている。
では、そもそも世界初のスニーカーとはどうやって生まれたのか? その起源は諸説あるが、具体的な商品開発の発端は1834年にチャールズグッドイヤーが工業用に開発したゴムを革靴のソールとして使用したのが始まりだそう。その後、1916年にケッズ社がゴムソールシューズを販売し、陸上競技やバスケットボール、テニス……とスポーツ専門シューズからファッションアイテムへと派生(スニーカーの語源も、ケッズ社の打ち出したセールスポイント“静かな靴”→sneak(忍び寄る)→sneakerに変化したとか!)。
後に、今では一般的となったスポーツブランド×ファッションブランドとのコラボレーションを先駆けたのはなんと「プーマ」。1998年にスタートした「ジルサンダー」のファッションショーに「プーマ」のサッカースパイクを使用したいというジル・サンダーからのラブコールから始まったとのこと。
そして現在、最も旬な世界初といえばニューヨーク・ハーレム在住の16歳の少年チェイス・リードがスタートさせた世界初のスニーカー質屋ビジネス「スニーカー ポーンショップ」! CBS NEW YORKに取り上げられたことをきっかけにニューヨークではSNSで話題に。