ニュース 2017/3/3(金)
CINEMA THIS WEEK

コメディ界の名コンビによる『エイミー、エイミー、エイミー!~』ほか3月第1週のコレ観なきゃウィークエンド

毎週たくさんの新作映画が劇場公開されるなかで、私たちが本当に観るべきものって? 女性の知的好奇心を満たす、いま観るべき作品をエルが週替わりでセレクトし、ご紹介。今週末はエイミー・シューマー×ジャド・アパトーの最強コメディコンビが組んだ爆笑ラブコメディーほか3作品をセレクト。

 

 3月4日(土)公開 『エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方』

マルチな才能で注目されている全米で大人気のコメディエンヌ、エイミー・シューマーと『40歳の童貞男』『ブライズメイズ 史上最悪のウエディングプラン』のジャド・アパトーが組んだ爆笑ラブ・コメディー。幼い頃、離婚した父に育てられたエイミーは恋愛が苦手で、一夜限りの関係を繰り返し、奔放に生きてきた。ところが取材でエリート外科医に出会った彼女は自分自身の恋愛観に疑問を持ち始める。ニューヨークで編集者としてバリバリ仕事をこなし、BFは選び放題と華やかに見えるエイミーの意外な実態に爆笑&ほろり。下ネタも臆さず、女子の本音を炸裂させるエイミーに多くの女性が親近感を持つはず。妹にオスカー女優のブリー・ラーソン、上司に同じくティルダ・スウィントン、さらに有名セレブが続々、カメオ出演するなど、実は演技派のエイミーにふさわしく豪華な布陣も楽しい。
 
監督/ジャド・アパトー
キャスト/エイミー・シューマー、ビル・ヘイダー、ブリー・ラーソン、コリン・クイン、ジョン・シナスティーブンほか
3月4日公開
http://www.interfilm.co.jp/amyamyamy/

 

3月3日(金)公開 『ラビング 愛という名前のふたり』

愛を貫き、最後には法律まで変えてしまった、ごく普通の夫婦、その名も「ラビング」夫妻の真実のラブストーリー。まだわずか60年前、アメリカでは肌の色が違う相手との結婚が罪になる州があった。レンガ職人のリチャード・ラビングは、恋人ミルドレッドの妊娠を知り、結婚を申し込む。だが当時、二人の出身地、バージニア州では異人種間の結婚は法律違反。ワシントンDCで結婚した二人は地元に戻り、暮らし始めるが、逮捕されてしまう。深い愛の実話に心、動かされたコリン・ファースがプロデューサーに名乗りをあげ、映画化が決定。寡黙な夫を献身的に支えた聡明な妻を演じたルース・ネッガは本作でオスカー助演女優賞にノミネート。自身も異人種間の両親のもとに生まれた彼女は役作りに2年を費やし、撮影に臨んだ。
 
監督/ジェフ・ニコルズ
キャスト/ジョエル・エドガートン、ルース・ネッガ、マートン・ソーカス、ニック・クロール、テリー・アブニーほか
3月3日公開
http://gaga.ne.jp/loving/

 

3月4日(土)公開 『汚れたミルク あるセールスマンの告発』

パキスタンで実際に起きた事件をモチーフにした社会派ドラマ。97年、大手グローバル企業が販売した粉ミルクを飲んだ乳幼児が死亡する事件がパキスタンで発生。セールスマンのアヤンは自分が扱う粉ミルクが原因と知り、実態を周囲に知らせようとするが、彼の行く手をことごとく大企業が阻む。子供たちの命を救おうとしたために、家族の命まで狙われることになった勇気あるセールスマンをボリウッド映画スター、イムラン・ハシュミが熱演。監督は『ノーマンズ・ランド』のダニス・タノビッチ。最新作『サラエヴォの銃声』は3月25日公開で、こちらは「サラエヴォ事件」を題材にした風刺の効いた群像劇。事件から100年の記念式典行事のためにホテルに集う人たちのそれぞれの思惑を描く。ベルリン国際映画祭では銀熊賞・審査員グランプリと国際批評家連盟賞に輝き、本年度アカデミー賞外国語映画賞ボスニア・ヘルツェゴビナ代表にも選ばれた。
 
監督/ダニス・タノビッチ
キャスト/イムラン・ハシュミ、ギータンジャリ、ダニー・ヒューストン、カーリド・アブダッラー、アディル・フセインほか
3月4日公開
http://www.bitters.co.jp/tanovic/

Text: Aki Takayama

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