『美女と野獣』にディズニー史上初、ゲイキャラ登場!
日本公開を4月21日(金)に控える『美女と野獣』にディズニー史上初、ゲイ男性のキャラクターが登場することが判明!
ディズニー映画史上初のゲイ役は、悪役ガストンの太鼓持ち、ル・フウ。ルーク・エヴァンス演じるガストンをいつも励まし、持ち上げるお調子者の信奉者。でも、彼のモチベーションに同性のガストンに対する恋愛感情があることが監督により明らかにされた。
監督のビル・コンドンは『アティチュード』誌のインタビューに「ル・フウはいつの日かガストンになりたい、そのあとはガストンにキスをしたいと思っているやつなんだ」と語っている。「自分の内側に抱えているそういった欲望に彼自身が困惑している。そして抱いている感情に段々と気づいていくんだ。(役者の)ジョシュはそういったものを緻密にとても上手に表現してくれている。最後には決着するんだけど、それは言いたくないね。でも素敵な瞬間、ディズニー映画で初めてのゲイ・モーメントだよ。この時がやってくるまで長すぎたのかもしれないけれど、これはディズニーの分岐点になるよ」。
https://www.youtube.com/watch?v=1JG6f5_37tg
これまで『ベン・ハー』や『真夜中のカーボーイ』などで裏設定としてはあったものの表だって表現されることがあまりなかった、同性愛のひとつの典型とその構造をアニメーションの分野で堂々と表に出したディズニーの進化はとまらない。