ニュース 2017/2/24(金)
CINEMA THIS WEEK

ついに公開! オスカー最有力『ラ・ラ・ランド』ほか2月第4週のコレ観なきゃウィークエンド

毎週たくさんの新作映画が劇場公開されるなかで、私たちが本当に観るべきものって? 女性の知的好奇心を満たす、いま観るべき作品をエルが週替わりでセレクトし、ご紹介。今週末はこれ以上ないくらいの前評判で公開が待たれていた『ラ・ラ・ランド』が満を持してロードショー開始。オスカー授賞式前に見ているのといないのとでは大違いのはず!

 

2月24日(金)公開『ラ・ラ・ランド』

いよいよ目前に迫ったアカデミー賞の大本命、13部門14ノミネートという史上最多タイの記録を叩き出した話題のミュージカル。女優の卵、ミアは売れないジャズピアニストのセブと出会い、恋に落ちる。ともに力を合わせ、夢を追いかける二人だが、ミアはなかなか芽が出ず、一方、セブは自分には不本意な形で人気者になってしまう。LAの高速道路を止めて撮影した、オープニングのシーンから、観たことのない夢のような映像の連続。ミアとセブ、二人で100回、着替えたという衣装も目に鮮やか。猛特訓したライアン・ゴズリングのピアノやどこか親近感の持てるエマ・ストーンの歌とダンスなど、目に入るもの全てが愛おしく、誰もが見た瞬間、恋に落ちる傑作。

監督/デイミアン・チャゼル
キャスト/ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、キャリー・ヘルナンデス、ジェシカ・ローゼンバーグ、ソノヤ・ミズノほか
2月24日(金)公開
http://gaga.ne.jp/lalaland/

 

2月25日公開(土)『素晴らしきかな、人生』

ためになる人生の格言が詰まった、悩める大人のための群像劇。ニューヨークの広告代理店に勤め、華やかな生活を送っていたハワード。しかし、愛娘を亡くした彼は周囲に心を閉ざし、人間がコントロールできない「愛」「時間」「死」宛に手紙を送っていた。心配した親友たちは舞台俳優に依頼し、手紙の主を演じてもらおうとする。主演は自身も愛娘を持つウィル・スミス。それだけにハワード役の迫力は真に迫る。しかも、友だち役はエドワード・ノートン、ケイト・ウィンスレット、マイケル・ペーニャといった演技派揃い。さらに舞台役者として、「愛」「時間」になり切る、ヘレン・ミレンやキーラ・ナイトレイの存在もユニーク。『プラダを着た悪魔』のデビッド・フランケル監督作らしく、ハイブランドの衣装やニューヨーク最先端エリアでの撮影も話題。

監督/デビッド・フランケル
キャスト/ウィル・スミス、エドワード・ノートン、ケイト・ウィンスレット、マイケル・ペーニャ、ヘレン・ミレンほか
2月25日(土)公開
http://wwws.warnerbros.co.jp/subarashiki-movie/

 

2月25日(土)公開 『百日告別』

愛妻を失った監督が自らの体験をもとに作り上げた人間ドラマ。突然、起きた高速道路での交通事故。結婚式を控えていたシンミンは婚約者を失い、ユーウェイは妻と彼女のお腹にいた、まだ見ぬわが子の命まで奪われてしまう。シンミンは静かに悲しみに打ちひしがれ、ユーウェイはやり場のない怒りを爆発させる。葬儀のため、初七日、四十九日と節日ことに寺に通い、次第に心に平穏を取り戻していくが、それでも、彼らの悲しみが収まることはない。やがて迎えた最終の法要となる百日後。彼らはそれぞれの思いで、愛する人に最後の別れを告げる。シンミンを演じたのはカリーナ・ラム。この作品の演技で、台湾のアカデミー賞といわれる金馬奨の最優秀主演女優賞に輝いた。ユーウェイ役は台湾の人気ロックバンド「五月天(メイデイ)」のギタリスト、ストーンことシー・チンハン。

監督/トム・リン
キャスト/カリーナ・ラム、シー・チンハン、チャン・シューハオ、リー・チエンナ、ツァイ・ガンユエンほか
2月25日(土)公開
http://kokubetsu.com/

Text: Aki Takayama

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